自己分析の最初のステップ!
2017.04.28自己分析自己分析って?
自己分析。就活前になると必ずと言ってもいいほど耳にするこの言葉。自分のことを知らないとエントリーシートとも向き合うことができませんし、面接で自分の強みをアピールすることもできません。今日は自己分析について徹底的に見ていきたいと思います!きっとこの記事を読み終えたあなたは完璧な自己分析ができるようになっているはず!
そもそも自己分析とは
自己分析とは企業の人に「私はこういう人間です」ということを率直に伝えられるようにするためのツールです。自分自身のことをわかっているように思っていてもなかなか理解できていないのが現実。面接やエントリーシートで本当の自分を見てもらえるように就活前はしっかりと自己分析に時間をかけましょう。自己分析の主な目的は以下のようなことを知ることです。
- 私は〇〇な人間です。
- 私は〇〇にやりがいを感じ、〇〇への想いが強いです。
- だから御社で〇〇がしたいです。
上記の3つが自己分析の大まかな軸となります。自分はこういう人間だからこういうことに取りくんでいる会社でこういうことがしたいんでということを明確に伝えられるようにしましょう。また、自己分析を通して自分が知らなかったような適正を知ることもあります。
自分の過去を遡ってみましょう!
自己分析は就活の最初にやるべき?
自己分析は短時間で終わるものではない
自己分析というと、今まで起きたことを書き出して振り返るだけで、すぐに完了するというイメージを持っている人が多いようです。しかし、これは大きな間違いです。自分を知るという作業はそんなに簡単な作業ではありません。紙に書き出したあと、それを深掘りするのには時間を要します。さらに、客観的に見たときの自分を知るためには、自分ではない他の人からの意見をもらうことが必要。自信を持って自分について理解できたと思えるのには、それなりの時間と労力がかかることを認識しておいてください。
自分を知らなければ無機質な就活に
就活のゴールを「自分が最も有意義に働ける会社に内定をもらうこと」と定義したときに、自分のことを知ることなしに自分が有意義に働くことができる会社を定義することができません。そうなると、自分に合う会社に目星をつけることはできず、大量のES提出を余儀なくされます。
自己分析を早くから行えば、自分に合う会社の条件を自分のなかで持つことができ、それに合致する企業を探す時間を持つことができます。
自己分析は時間を要するもので、それが完了しないと次のステップに進めないという緊急度が高い作業になります。面倒臭がらず、早いうちから取り組んでください。
やはり自己分析をしていく時に必要になってくるのは自分の過去を振り返ることです。自分史年表を作って、幼少期からの自分と向き合ってみてください。たまに過去を振り返る自己分析は意味がないとおっしゃる方もいますが、まずは自分の経験を自分自身で振り返らないと自己分析は始まりません。面接の時に一番説得力があるのは自分だけが経験したエピソードです。そこにいた自分はその時何を感じたのか、どういう行動をとったのかを知っていて話せるのは本人だけです。それに何よりもエピソードはどんな話よりも説得力があります。確かに理念や考えも大切ですが、こういう経験をしたからこういう思いになったんだということを話すと説得力が数百倍増します。
自己分析のやり方
まずは生まれた時から大学時代までの出来事、考えていたことを書き出してみましょう。ただ単に書き出すよりは、目的を持って書き出していくことが大切です。自分はどういう環境で育って、どういうことを経験して、そこからどんな考えを持ったのか。その考えから自分に適した職業や、志望理由が見えてくると思います。そのことを意識して自己分析をしていきます。以下は自分史の例になります。
<幼少期>
出身地、習い事、熱中していたこと、将来の夢、性格、得意な事、不得意な事、友人関係…
<中学・高校時代>
受験勉強、熱中していた事、得意科目、不得意科目、将来の夢、憧れの人、習い事、部活動、取得した資格、アルバイト、性格、親との関係、印象に残っている事、頑張っていた事…
<大学時代>
専門分野、ゼミナール、アルバイト、留学、サークル活動、得意な習い事、頑張っていた事、印象に残っている活動、取得した資格、将来の夢…
上の項目はあくまでも一例です。このほかにも自分を見つめ直すために様々な事を書き出していきましょう。また、大学で頑張っていた事や研究テーマなどは誰でも予想がつく質問なので、一見就活の面接では関係なさそうな質問の対策にも力を入れるようにしましょう。人生で1番恥ずかしかった事や、失敗談。1番感動して瞬間など、そのエピソードを聞いてその人の人柄がわかるような質問をされる事が多々有ります。なので、こんな事まで必要かな?と思う事も徹底的に書き出してみるのもいいかもしれません。
あなたが打ち込んだ活動の中には、「あなたがどうやって問題を解決する人間か(長所のヒント)」「あなたが燃えるのはどんな時か?(やりたいこと・志望動機のヒント)」が見つかります。具体的には、以下のポイントを分析しましょう。
やりたいことを見つけよう
過去の自分史ができたら、一旦客観的に自分のことを見つめ直しましょう。自分自身はこういう職業に就きたいと思っていても本当は思い込んでいるだけで、もっと適した職業があるかもしれません。意外と幼稚園の頃や小学校の頃になりたかった夢が大学生になった今、また夢として戻ってきているかもしれません。実際に私の大学の教授は小学校の卒業文集に学者になると書いて、今教授になっています。それも一旦一般就職をしてから教授になっているので、案外昔の夢というのが本当の自分の心の叫びなのかもしれません。
自己分析の活かし方
自己分析が終わってもほったらかしにしてしまっては何の意味もありません。あなたの活用次第で自己分析の価値が何十倍にも変わってきます。自己分析をもとに自分にしか話せない自己PRを考えてください。過去を徹底的に振り返っているので、その中から自分らしさがよくわかるエピソードを抜粋して面接官の印象に残る自己PRをしてくださいね。「私は何事にも全力で…」「私はチームを団結させる力を持っています…」このような話は面接官は何千と聞いているのであまりしないようにしてください。本当のことであっても「あ、またか〜」となってしまうのでとってももったいないです。自分らしさがわかる他の人とは気と味違ったエピソードを話すようにしましょう。
自己PRはいかに自分の潜在能力を相手にわかってもらうかが鍵になってきます。自分がその会社に入流ことによって会社にどんなメリットがあるのか、会社ではどんな役割を果たすことができるのかを面接官の人は見ています。自分の能力をわかってもらうにはすごく短い時間ですが、短い時間を最大限に活かして自分のポテンシャルを相手に示しましょう。企業の人は話してのエピソードや口調からその人の見え隠れする性格や会社に対する情熱を探しているので、それが相手にしっかり伝わるように万全の対策をしていきましょう。自分の色をいかに伝えられるか。それが必ずしも会社と同じ色である必要はありませんが、自分が入社したいと思っている会社とうまく混ざりあったり、会社に新しい色をつけられる人間であることをアピールできたらいいですね。
終わりに
自己分析についての疑問は解決されましたか?自己分析は奥が深いものなので時間をかけてゆっくりと自分のことを見つめ直してみてください。短くて1週間、長い人で1ヶ月から2か月自己分析に時間をかけます。長ければ長いほどいいわけではありませんが、自分の強みを最大限に引き出してみてくださいね。そして自己分析を完璧にして、面接当日自信を持って己を伝えられるようにしましょう。
株式会社ジェイック
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