ジョハリの窓とは?就活用の自己分析に応用する方法

2018.03.19自己分析
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「就職活動のために自己分析をしたけど、なかなか深めることができない」という方もいるでしょう。そんな方におすすめしたいのが「ジョハリの窓」と呼ばれる診断方法です。ジョハリの窓を親しい友人や家族と一緒に行うことで、自分自身のことをより深く知る機会を作れます。ぜひ、就職活動時の自己分析に生かしてはいかがでしょうか。

ジョハリの窓ってどんなもの?

「ジョハリの窓」は、ジョセフ・ルフトとハリー・インガムによって発表された自己分析モデルのことです。2人はサンフランシスコ州立大学の心理学者で、ジョハリの窓の理論を共同発表しました。

ジョハリの窓には4つの項目から構成された、4つの枠が登場します。項目の内容は「自分が知っている自分」「自分が知らない自分」「他人が知っている自分」「他人が知らない自分」の4つです。

「自分が知っている自分」と「他人が知っている自分」が重なる部分は「開かれた窓」と呼ばれ、自分と他人が知っている公の部分といえます。「自分が知らない自分」と「他人が知っている自分」が重なる部分は「気付かない窓」であり、自分にとっては意外な一面が分かるでしょう。また、「自分が知っている自分」と「他人が知らない自分」が重なる部分は「隠された窓」で、他人に隠している弱みやコンプレックスが当てはまります。最後に「自分が知らない自分」と「他人が知らない自分」が重なったところは、まだ自分を含め誰にも知られていない「閉ざされた窓」です。

ジョハリの窓で分かることとは

ジョハリの窓で分かることは、対人関係における認識のギャップです。

自己分析モデルを実施すると、自分が認識している自分と他人から認識されている自分が、想像していたよりも大きく異なることに気付くでしょう。この気付きを得ることで、認識のギャップを少なくするための取り組みが行えるようになります。

また、ジョハリの窓は対人関係における能力の開発に役立っており、自分自身をより深く理解する手立てとして活用されている診断方法です。日本に導入されてからは、企業のキャリアカウンセリングで取り入れられている他、マインドシップの一環として就職活動時の自己分析のために使われています。

ぜひみなさんもジョハリの窓を活用して、円滑なコミュニケーションの実現や、就職活動の自己PRなどにつなげましょう。

ジョハリの窓で自己分析をするには?

ジョハリの窓で自己分析を行うには、お互いのことをある程度知っている人物を5~8人集めます。もちろん少人数でも実施することはできますが、推奨されているのは5~8人です。

人数がそろったら、人数分の紙とペンを用意してください。

まず、自分から見た自分の性格を挙げて紙に書き出したあと、相手から見た自分の性格を全員に書いてもらいましょう。全員分の書き出しが終わったらその内容を確認し、自分と相手で合致したところは「開かれた窓」、自分だけが書いたものは「隠された窓」、相手だけが書いたものは「気付かない窓」に相当します。

それぞれの窓に相当する性格をピックアップして認識し直したり、お互いにディスカッションし合ったりすることで、自分に対する理解がさらに深まるでしょう。

おわりに

今回は、ジョハリの窓の特徴や自己分析の方法についてご紹介しました。

ジョハリの窓を活用して自己分析を行うと、自分が認識している自分と、他人が認識している自分との間にギャップがあることに気付くことができるでしょう。そのため、自己分析に行き詰まったときや、自分がどのような人物か深く知りたいときに適しています。就職活動をする際の自己PRの材料としても、ジョハリの窓を活用してみてください。

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タグ : ジョハリの窓 自己分析
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