実例でわかる自己紹介!就活の面接を突破する秘訣とは?
2018.01.11面接対策面接の最初に必ず聞かれるのが、自己紹介です。
就活以外でも自己紹介する機会は多くあったと思いますが、その内容は場面によって変えていたのではないでしょうか。
また、人前で話すことが苦手なために、いつも名前に一言添えるだけと可能な限り短く終えようとしていて、いざ就職活動となったときに自己紹介で何を話せば良いかわからない…なんて人もいるかもしれませんね。
筆者もどちらかというとそのタイプの人間でしたので、就活が始まったばかりの時は戸惑いました。
そこで今回は、就職活動においてどのような自己紹介をするべきなのかをご紹介します。
どんな内容が必要なのか?
まず、面接での自己紹介の“目的は何か”を考えましょう。
自己紹介は必ず面接の“最初”にしますよね。そして、あまり考えないで話すことができる話です。
つまり、最大の目的として、面接を始める前に就活生の緊張をほぐすことが挙げられます。
部屋に入ってすぐはとても緊張しますよね。面接官が気を利かせて何か話しかけてくれることもありますが(天気やオフィスの場所の話が鉄板です)、そうでない場合、かなり緊張したまま面接がスタートします。
面接官もできるだけ就活生の素の部分を見ようとしているため、緊張をほぐすために一番答えやすい質問として初めに自己紹介をさせます。
また、緊張をほぐそうとする一方で、その場で考えないといけないような質問を同時に聞いてくる場合もあります。これは緊張した場面でも機転を聞かせて答えられるか、就活生の対応力を見ています。営業職のような対人業務が多くある職種で多いそうです。
いずれにせよ、ここでつまずくと勿論印象は良くないですし、なにより、自分自身がさらに緊張してしまいます。ですので、内容の良し悪しを気にすることよりも、まずは落ち着いて話せる内容を選択することが大切です。
具体的には名前、大学・学科名は必須で、その他にはサークルやバイト、そこでの役職や自分の強み、今日の意気込みを話すこともあります。(筆者は下手に長く話して墓穴を掘りたくなかったので、短めに話すようにしていました。)
複数のパターンを用意しておこう
自己紹介と一口にいっても、面接形式や面接官が自己紹介を促す言葉によって内容が微妙に変わります。緊張した状態で話す自己紹介は、できるだけ詰まらないで答えたいところなので、事前に複数のパターンを用意しておきましょう。
筆者は以下の3パターンを用意していました。
- 大人数での集団面接用の短めのもの(20秒)
- 二人もしくは個人面接用の少し長めのもの(40秒)
- 個人面接で1分程度の長めに話すことを求められた時用のもの(1分)
それぞれ話した内容は以下のとおりです。
- 名前、所属、ひとこと
- 名前、所属、大学で勉強したこと、ひとこと
- 名前、所属、サークル、その役職とそれに関連させた自分の強み、ひとこと
最後のひとことは何か良さそうなものが思いつけばよいですが、特にない場合は「まだ緊張しておりますが、本日はよろしくお願いいたします。」のように無難に済ませてしまってもよいかと思います。(筆者は企業に合わせて用意していました。)
サークルの話題の代わりにバイトやボランティアなど、自分が話しやすい内容やその後の面接で使うエピソードの前振りになるような内容を話すのがよいと思います。間違っても面接官から突っ込まれて返答に困るような複雑な内容のものは避けましょう。
また、一般的でない所属学科など、面接官から質問されそうな箇所にどうしても触れなくてはならない場合は、必ずその返答も含めて練習しておきましょう。
筆者は、名前からは学ぶ内容がわかりにくい学部であったため、同じ学科の友人と一緒にいかに回答を簡潔に伝えられるかを考えました。
おわりに
上でも述べましたが、自己紹介はアイスブレイク的な役割がそのメインとなりますので、詰まりながら答えることのないように、しっかり練習を重ねておきましょう。
またその際に、話の内容だけでなく、話す声の大きさや速さ、抑揚にも気を配ってください。自己紹介は面接の冒頭にあり、面接官にとってその後の評価の基準になりますから、自分が話しやすく、かつ相手も聞き取りやすいように練習しておくということを意識しましょう。
面接の入り口である自己紹介に自信を持って答え、その後の質問で自分のペースを掴めるように、万全の対策をしてくださいね。
株式会社ジェイック
最新記事 by 株式会社ジェイック (全て見る)
- 業績好調?リサーチ業界の現状と最新動向 - 2019年10月8日
- 大変革の時代!?ラジオ業界の現状と今後 - 2019年9月16日
- ジュエリー業界の将来性は?業界の現状と今後の動向 - 2019年9月16日