就活対策|一次面接を通過するコツは?
2018.09.25面接対策
採用面接において、最初の関門ともいわれる一次面接。一般的に、通過者は多くてもエントリーシートを突破したうちの半数ほどです。ただし、複数の企業で受かる方となかなか通過できない方の二極化がみられ、何を準備すれば良いか分からないという声も珍しくありません。
そこで今回は、一次面接でチェックされるポイントや無事に通過するためのコツをご紹介します。
一次面接で見られるポイント
就活の一次面接は若手社員など面接に不慣れな方が担当している場合が多く、面接時間が短いという特徴があります。そのため、本質的な内面よりも、外見や言葉使いといった第一印象が結果を左右する可能性は小さくありません。
そのため、一次面接では主に社会人としての基礎が身に付いているかどうかを問われます。面接官が着目するポイントは、「身だしなみ」や「マナー」、「基本的なコミュニケーション能力」などです。
一次面接でよく聞かれる質問と対策
通常、一次面接は20~30分ほどの短時間で終わるため、奇抜な質問はあまり出てきません。きちんと会話できるかどうかが重視されるため、質問内容はある程度決まっています。
自己紹介
はじめに、自己紹介をお願いされることが一般的です。時間は長くありませんが、出身大学と名前以外にも1分ほどで自己アピールをする必要があります。会社側は、プレゼン能力を知りたいと思っているためです。わずかな時間の中で自分のプロフィールから長所まで端的に表現できれば、高評価につながります。
志望動機
面接では、必ずといえるほど志望動機も確認されます。7~8割近くの会社が採用時に「熱意」を重視しているため、回答ではいかに働く意欲を持っているかを伝えることが重要です。自分がやりたい仕事と会社の事業内容が一致していれば、入社後もモチベーションは下がらないとアピールできるでしょう。
面接官を納得させるためには、単に得意分野や希望職種を伝えるだけでは不十分といえます。志望動機にも論理の一貫性が求められるので、一次面接の対策では会社がどんな事業を展開しているか事前にリサーチしておきましょう。
通過するコツは?
一次面接は、それ以降の面接に比べると第一印象に重きが置かれ、その部分で高評価を得られれば通過できるといわれています。
身だしなみ
まず身だしなみは清潔感が大切です。髪をきれいに整え、スーツのシワだけでなくカバンや靴の汚れも落としておきましょう。服装は、指定がない限りスーツなど適切な格好で臨めば問題ありません。カジュアルな服装で面接を受ける場合でも、崩した着こなしや奇抜なファッションは避けてください。
遅刻は絶対にしない
到着時間が予定より遅れた、忘れ物をしたなどのトラブルがあると、焦ってしまい簡単な質問にもうまく答えられなくなる可能性があります。落ち着いて面接を受けるためにも、時間には余裕をもって行動してください。
遅刻は厳禁であり、10分くらい前には会場入りすることがマナーです。
面接時以外も気を抜かない
マナー面は面接中だけではなく、控室でも案内役の社員などにチェックされている場合があるため、終始気を配ることが大切です。
受付で氏名などを伝えるとき、すでに評価は始まっていると考えた方が良いでしょう。面接室に入る際は、ノックの回数やドアの開け閉めにも留意します。
面接時は姿勢や挙動にも気を付ける
着席したらカバンは足元に置き、手の位置にも気を付けます。面接が始まったら、背筋をピンと伸ばし、目線や表情にも配慮が必要です。明るく聞き取りやすい口調で話せば、悪い印象を与える恐れはないでしょう。正しい敬語が使えているか、志望動機などを論理的に分かりやすく伝えられているかなど言葉遣いももちろんチェックされます。
いずれも難しい内容ではありませんが、急に実践できるわけではありません。慣れていないと動作がぎこちなくなるため、自然に振る舞うためには普段から礼儀作法にも気を配ると良いかもしれません。
おわりに
一次面接は、社会人にふさわしい言動をとれるか審査されます。服装やマナーなどに気を付けるとともに、志望動機や熱意を堂々とした態度で分かりやすく伝えれば、心配ありません。
しかし、面接当日になって急に普段と異なる言葉遣いや行動をしようと思っても、うまくいかないこともあります。不自然な挙動にならないためにも、一定のマナーはあらかじめ身に付けておきましょう。
株式会社ジェイック
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