【新卒】志望動機の書き方は?就活時のESに使える例文をご紹介
2019.02.14就活全般エントリーシート(ES)を書く際、悩む方が多いのは志望動機の書き方です。
志望動機が思い浮かばなかったり、どの会社にも通じる漠然とした志望動機を書いてしまったりする方もいらっしゃることでしょう。
志望動機は、選考の重要な基準の1つ。入社後の活躍を想像できる志望動機は採用担当者から高く評価されます。
そこで今回は、志望動機の書き方や、就職時のESに使える例文をご紹介します。志望動機の書き方でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
志望動機の重要性
企業は、履歴書やES、短時間の面接だけで応募者がどのような人物なのかを把握し採用を決めなければなりません。したがって、履歴書やESに記載された志望動機は、応募者の人柄や仕事に対する意欲を見極めるための重要な判断材料になるのです。
そのため、志望動機がどの企業にも当てはまる、インパクトの薄い内容だと多くの応募者の中で埋もれてしまいます。逆に、志望動機が好印象だと、採用につながる可能性が高くなるため、力を入れて書くようにしましょう。
志望動機の書き方は?
まず、ベースとなる動機を書き出しましょう。取り組みたい仕事や将来のキャリア設計、かなえたい夢などをベースにするのがおすすめです。実際に店舗や会社を見学して感じたことも志望動機として書くことができます。
ベースができたら、それにつながる自分自身の体験を書きましょう。今まで体験したことや取り組んできたこと、自分の性格などの内容から、志望動機につながる材料を探します。体験を元にした根拠があると、志望動機により説得力が増します。
次に、入社後自分がどのように活躍したいのか、どんな風に活躍できるのかを考えましょう。
採用担当者は、応募者が会社に入ってから、向上心を持って仕事に取り組んでくれるのか、企業に貢献しているのかを重要視しています。
そのため、企業側・採用担当者が応募者の活躍を想像できるように、入社後の自分について書きましょう。
動機のベースやそれにつながる体験、どのように活躍できるかを書き出したら、志望動機として文章にまとめていきます。
1行目は、志望理由から書き始めます。他の企業でも通るような安易な理由ではなく、その企業ではなければいけない理由を伝えられると、採用につながりやすくなります。分かりやすいようにまず一言で理由を書き、それから具体的な説明を加えましょう。
次に、志望したきっかけや自分との結びつきを書きます。書き出しておいた過去の体験や自分の性格を元にして書きましょう。
最後に入社後どのように活躍したいのかを書きます。採用担当者の印象を大きく左右するため、じっくり考えて書くことと良いでしょう。ぜひ、企業が採用したくなる志望動機を考えてみてください。
新卒の就活時に使えるESの例文
ここでは、就活時に使えるESの例文を、営業職志望の学生を例にご紹介します。
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私は貴社の営業職を志望いたします。その理由は、過去に自分自身が足首のケガをした経験から、マラソンというスポーツを誰もが安全に楽しむことを目指す、貴社のシューズ開発の理念に共感したからです。
私は、中学・高校の部活動で陸上部に所属し、大学では陸上サークルの副幹事長を務めました。マラソン一筋で、特に高校の部活動では毎日厳しい練習を続けていましたが、一時期は体に負担を掛けて足首を故障してしまいました。
ケガでマラソンができなくなって気づいたのは、スポーツは結果を出すことだけでなく、安全に楽しむのが非常に大切だということです。その後は、ランニングのフォームを見直すとともに、貴社の商品○○を履いて走るようになりました。
入社後は営業職として、安全性の高い貴社のランニングシューズを、より多くのお客様へ届けたいと考えております。部活動に打ち込む学生たちだけでなく、趣味でマラソンを楽しむ社会人にも、安全にスポーツを楽しむことの大切さを伝えていきます。
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おわりに
選考では短時間に応募者がどんな人物なのか判断しなければなりません。そのため、応募者の人となりが分かる志望動機は、選考結果を大きく左右します。
志望動機を書く際のポイントは、その企業でなければならない理由や、自分の経験と結びついた動機を入れること。志望動機を丁寧に書いて、企業に好印象を与えましょう。
株式会社ジェイック
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