パン業界に就職!主要メーカーの最新動向をチェックしよう

2018.11.07企業研究・業界研究
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日本人の主食のひとつであるパン。食パンや菓子パンなどさまざまな種類のパンがありますが、これらを生み出しているのがパン業界となります。

パン業界には、大手製パンメーカーから街の小さなベーカリーショップまで大中小規模とあります。

パンが好き・パンを作りたいなど、さまざまな理由でパン業界に就職を希望する学生もいます。今回は、パン業界の現状や動向、主要メーカーについて詳しく解説します。

パン業界の動向とは?

今後の課題・成長戦略

パン業界は、今後も消費者のニーズに応じたパンを生み出していくことが必要でしょう。

たとえば、糖質制限食が流行った際は低糖質パンを販売したりしています。こうした消費者が求めているパンを生み出すことがパン業界を支えていくことに繋がるでしょう。

また、少子化に伴い国内の消費が低迷することが懸念されていますので、海外への販売を強化することも重要でしょう。大手製パンメーカーの中には、すでにグローバル化に注力している会社もあります。

お弁当やお惣菜などのパン以外の商品においても事業を展開していき、収益を得ることも重要かもしれません。

パン業界の主な企業・メーカー

山崎製パン株式会社

1948年に設立された「山崎製パン」は、有名な大手製パンメーカーであり、グローバル化にも注力している会社です。

コンビニをはじめ、スーパーなどのパン売り場で山崎製パンの商品はずらりと並んでいます。

また、パンだけでなく和菓子や洋菓子なども手掛けておりパンと並んで人気商品が多くあります。

多くのヒット商品を生み続けている山崎製パンは、今後もパン業界の筆頭メーカーとして君臨するでしょう。

フジパングループ本社株式会社

1951年に設立された「フジパングループ本社」は、パンやお菓子を主流とし、弁当などのデリカテッセン商品の製造や販売もおこなっている会社です。

多くのロングセラー商品がありますが、もっちりおいしい食パンの「本仕込」は人気商品です。

トートバッグが当たるキャンペーンなどを随時開催しており、顧客獲得に力を入れています。

第一屋製パン株式会社

1947年に設立された「第一製パン」は、食パンをはじめ、総菜パンや菓子パンなども手掛けています。また、キャラクターパンを販売するなど、子ども向け商品にも注力しています。

オンリーワン商品の確立のため、技術開発も積極的におこなっており、技術力のある会社でもあります。

パン業界で働く人の仕事内容

生産・研究部門

生産・研究部門では、良品を製造するために材料研究や、商品開発、技術開発などが主な仕事内容となります。

工場で安定的な生産が可能となるように、設備のメンテナンスや品質の管理もおこないます。

材料・機械・食品など幅広い知識が必要となる部門でしょう。

営業部門

営業部門では、スーパーやコンビニなど既存の顧客へ新商品の売込み、新たな顧客獲得などが主な仕事内容です。

また、お客さんのニーズを調査し、商品開発へ活かすことも営業部門の大事な仕事となります。お客様と直接接するため、モノづくりとはまた違ったやりがいを感じられるかもしれません。

管理部門

管理部門は、会社組織や社員のサポートをおこなう人事・経理・総務・法務などが主となります。

原材料の調達や事業展開の管理などもおこない、幅広い業務を担当します。

先輩の声

近年、日本では若年層を中心に米離れが進んでおり、パンの需要は高まっています。とはいえ、国内では人口減少による市場規模の縮小は避けられないため、グローバル化に積極的に乗り出している企業が将来性のある企業と言えるでしょう。また、日常生活の食を深く結びつくパン業界は就活生の間でも人気なので、選考では、なぜパン業界でなければならないのかをしっかり考えておきましょう。

おわりに

パン業界は、グローバル化を視野に入れた事業や、パン以外の商品において利益を獲得していくことが重要でしょう。

自分が携わった商品がお店に並んでいると、やりがいを感じますよね。

パン業界に就職を希望している学生は、今後の動向に目を向けてパン業界全体を把握しましょう。

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