自動車業界に就職!就活に必須の自動車業界研究

2018.05.31企業研究・業界研究
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日本が世界に誇ることができる自動車業界。

テレビCMでもよく見る環境に配慮した車作りや近未来的な自動運転技術など各社が高い技術を競い合っています。

売上も好調で給与などの待遇も良いイメージがあるため、就活生には大人気の自動車業界ですが実際の業務や動向などは理解できていますか?

今回はそんな自動車業界を取り上げてみたいと思います。

日本のリーディングカンパニー自動車業界とは?

世界の新車販売台数ランキングが発表されると必ず日本のメーカーが複数ランクインするほど市場規模はとても大きいです。

しかし今後の各メーカーの国内新車販売台数は少子化などによる人口減少から今後も減少していくと見込まれており、グローバル市場への対応が生き残りに必須です。

そして現状の生産台数や販売台数では好調な日本の自動車メーカーですが各社ともに、CO2排出量削減を目指した環境に配慮した車作りや交通事故を減らすことができるAIを使用した自動運転技術、さらに今後の需要を見越した途上国での販売など課題は多く存在しています。

例えば環境問題に配慮した電気自動車や水素自動車では電気ステーションや水素ステーションなどの設営、自動運転技術では自動ブレーキなどは配備されてきていますがシステムの不具合をなくすこと、自動運転で事故を起こしてしまった際の法律上の責任に関する問題など今後の課題も山積みといえるでしょう。

自動車業界の仕事内容は?

企画

どのような車が売れるか新車のコンセプトや企画、ターゲット調査を行っていきます。

消費者がどのような車を求めているのか市場をリサーチすることはとても重要で、ここからどのような車を生産するかが決まります。

研究開発

どのような車を生産するか企画が決まり次第、車体やエンジンの設計などを行います。

研究開発の部門にはエンジンやシャーシなど各パーツのスペシャリストが揃っており、常日頃から技術の向上や新技術の開発などを行っています。

生産

開発や運営計画が立てられると生産が始まります。

生産部門では安定した生産を行えるように生産ラインのチェックや品質管理なども行います。

自動車業界のシェア

ここで自動車業界のシェアをランキング形式にしてまとめました。

自動車メーカーの現状や動向の企業研究を始める前に業界のシェアなどの情報を知っておくことで効率よく企業研究を始めることができるでしょう。

国内メーカーシェアランキング

  •  1位 トヨタ自動車 (シェア率:約41.7%)
  •  2位 日産自動車 (シェア率:約17.9%)
  •  3位 ホンダ (シェア率:約15.6%)
  •  4位 マツダ (シェア率:約5%)
  •  5位 スバル富士重工業 (シェア率:約4.5%)
  •  6位 スズキ (シェア率:約4.2%)
  •  7位 三菱自動車工業 (シェア率:約3.3%)
  •  8位 いすゞ自動車 (シェア率:約2.8%)
  •  9位 日野自動車 (シェア率:約2.6%)
  • 10位 ダイハツ工業 (シェア率:約2.5%)

国内メーカーのシェア率ではやはりトヨタ自動車が1位。さらにトヨタ自動車は世界の販売台数でも1位という圧倒的なシェア率を誇っています。

国内の半数近くがトヨタ自動車の車を購入しているという驚きの数字で、ランキング上位になったのは故障しにくいという言われている信頼性の面から高い評価を得ていることが理由かと思われます。

先輩の声

今後は、自動車業界は国内から、発展途上国を中心とした海外市場へと移り変わってきています。また、テクノロジーの発展に伴い、EV(電気自動車)や自動運転技術などの革新の連続です。自動車に関する関心だけでなく、自動車を取り巻く、先端技術にも目を向けることが大切だと思います。

おわりに

いかがでしたか?国内での販売数が減少すると予想されていく中、今後は途上国でのシェアを上げていく戦略が必要になると思われます。

さらに環境問題やAI技術など様々な課題がありますが今後も伸びていく業界といえます。自動車業界を志望している方は各メーカーの技術や特徴など企業研究をしっかり進めていくようにしましょう!

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